人間の体の60%は水だそうです。
人間にとって、生物にとって、水はとても大事なものなのです。

たった1%、水不足になっただけで、人間は猛烈なのどの渇きを覚えるそうです。

脱水症状は、小児の場合で5%ほど不足すると起こり、
成人では2〜4%不足すると、顕著な症状があらわれはじめると言われています。

熱を出した僕の息子も、さぞかし辛かったことでしょう。

小田原市の水道水の水質検査の結果が、小田原市のHPに掲載されていました。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/life/water/waterquali/zennaka.html
(最終更新日 平成19年7月4日)

僕が今住んでいるところは、住所が久野なので、

久野配水池管末全項目検査結果(PDFファイル) (25.28キロバイト)  と、

新久野配水池管末全項目検査結果(PDFファイル) (25.25キロバイト)  を

閲覧してみました。

現在の浄水処理の方法は、原水は泥やゴミ、生物等が混ざっているので、

これらを取り除くために、塩素とポリ塩化アルミニウム(PAC)を入れて
雑菌などを死滅させるという処理を施しています。

その後、プールなどで水をためて、砂などの不純物を沈殿させ、濾過処理しています。

日本では水道法で残留塩素の一定値が定められています。(水道水1リットル中0.1ミリグラム以上の含有量)
塩素が残っている水では細菌が完全に死滅しているからです。

しかし、この塩素が水道の味を損ねる原因になっています。
水道の水は特有のカルキ臭がしますが、これは塩素自体の臭いではなく、

塩素が細菌と反応することによってカルキ臭が発生してしまうのです。
細菌が多ければ多いほど多量の塩素を必要とし、カルキ臭も強くなります。
つまり水道のカルキ臭が強い地域は、それだけ水源の汚染がひどいとも言えます。

しかも近年塩素はさらに大きな問題を引き起こすことが指摘されています。
水の中の有機物と塩素が化学反応を起こすと、トリハロメタンという物質をつくりだすそうです。
このトリハロメタンは大量に摂取すると、中枢機能低下、肝臓障害、腎臓障害などを起こし、

さらには催奇形性、発ガン性までもがあり、
痴呆、イライラ、疲労、無気力の原因にもなると言われています。

それでも水道水の中に細菌がいる以上、塩素は入れないわけにはいかないようです。
その量を減らすには、まず水源をきれいにして細菌の量を減らすしかないのです。

水道水中には、水道法の水質基準値以下ではありますが、

トリハロメタンやトリクロロエチレン、シマジンなどの有害物質、
気になるカビ臭や残留塩素などの「おいしさを阻害する成分」が含まれていることがあるようです。

水道水に含まれる有害物質としては

・総トリハロメタン
消毒副生成物として、浄水場での塩素剤添加後に発生し、発ガン性があるといわれています。
水道水中の残留塩素と有機物(アンモニア性窒素、フミン質)が反応して生成されます。

・トリクロロエチレン(有機溶剤)
ハイテク工場などで使用されている機械部品などを洗浄剤の成分で、

工場排水等から地下水に混入する可能性がある物質です。
中枢神経障害の原因になるといわています。

・シマジン(農薬)
林野、ゴルフ場等で使用される除草剤の一種です。
雨などによって地下水に混じり、水道の原水に混入することがあります。

水道水のカルキ臭・カビ臭のもとになるものとしては

・カビ臭
カビ臭の原因は『2メチルイソボルネオール(2-MIB)』と呼ばれる物質で、

湖沼や河川に繁殖する藻類が発生源となります。

・残留塩素
殺菌のため浄水場で添加される塩素剤によって『カルキ臭』が引き起こされます。

久野配水池管・新久野配水池管の検査結果データを見てみると、

残留塩素が、新久野配水池管で0.36、久野配水池管で0.39 検出されています。
細菌は死滅していそうですが、少しカルキ臭さが残っていそうです。

シマジン(農薬)は検出されていませんが、

微量ながら、総トリハロメタンとトリクロロエチレン(有機溶剤)は検出されています。

僕の実家は、小田原市の蓮正寺にあり、

今でも地下の井戸水を飲み水・生活用水として、モーターで汲み上げて使用しています。

夏は冷たく、冬は温かい、美味しい水です。(ちょっと詳しい成分までは分かりません)

久野の家には、昨年の暮れに移ってきたので、早いところ、浄水器の良いものをつけようと思います。

【参考文献】
「水のミステリー」:(株)ジェイアール高崎商事 WSRK'Sプロジェクト編
「からだによい水地球によい水」:TOTO出版
 日比谷国際クリニック院長鴨下一郎著
「暮しの中の水百科」:にっかん書房 江川隆進
「すぐに役立つ水の生活学」:けやき出版 松下和弘

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