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体内での水の働き
体内で水はさまざまな役割を担っているようです。その主な働きは以下のようなものです。 1 栄養物の溶解・運搬・排出 水は血液などの姿でさまざまな物質を溶かし込み、全身をかけめぐっています。 このあらゆるものを溶かし込む能力こそが、水の最たる特徴の一つといわれてます。 またカラダの中のあらゆる反応は、水に溶けて初めて行われます。 水は各細胞に栄養分と酸素を渡す一方で、不要になった老廃物を回収して集めてきます。 体内で生じた老廃物は水により腎臓へと運び込まれ処理されます。 (腎臓では不要になった老廃物をこすフィルターのような役割を担っています) 1日に腎臓を通過する水の量は、180リットルにもなるそうです。 このように体内で水は何回もかけめぐることが分かります。 2 体温の調整(汗をかく重要性) 水はあたたまりやすく冷めにくいという性質があります。 私達のカラダの大部分が水で占められているのですから、 外気の温度に対して体内の温度変化は少ないということになります。 加えて、汗や呼気にも重要な働きがあります。 水はふつう液体ですが蒸発すると気体の水蒸気となります。 液体から気体にするには液体としてくっついていた分子をばらばらにする 熱エネルギーをもらう(うばう)必要があります。 皮膚や肺から水が蒸発する時、カラダからは熱が奪われ体温の上昇を抑えます。 もしこの気化熱がなければ、体温は上昇する一方で高熱によりショック死に至ってしまうそうです。 3 浸透圧による調節 異なる2種類の溶液(ある物質をとかしこんだ液体)を半透膜(溶液の成分の一部のみ通し、 他の成分は通さない膜)を間に接触させると、濃度の小さい方から濃度の大きい方へと溶媒の移動がおこります。 同じ濃度になろうとする性質です。 この現象を浸透と呼び、その際生じる圧力を浸透圧と言います。 細胞の膜は半透膜で、その細胞の周りにある水は一定の浸透圧をもっています。 たとえば血液では、いつもの浸透圧より高くなる(水の割合が減り濃度が高くなる)と、 その中の赤血球に水が浸透して膨れ上がり破れてしまいますし、 逆に低くなれば赤血球内の水が絞り出され縮みます。 そうならないよう、僕たちの身体は、喉が渇き水を飲みたくなるようなしくみとなっています。 |