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箱根湯本の旧道沿いにある歴史の重みを感じる山門をくぐると、門前の奥に早雲寺がたたずむ。ここは北条早雲の遺言により、2代目氏綱が建立した寺である。湯本は氏綱によって門前地として寄進された。現在のものは、1627年に再興されたものである。早雲寺の住職さんが「早雲の号は、この近くで合流する二つの川の名からとったと聞いています」と話してくれた。茅葺きの鐘楼や、秀吉も使ったといわれる井戸にも歴史の重みを感じる。中門の近くにあるしだれ桜の木は、知る人ぞ知る桜の名所。力強い印象を与えられる3月末からの満開時には一見の価値がある。現在、早雲寺には、戦国時代を代表する文化人として名の高かった北条幻庵の作になるといわれる枯山水庭園が残るほか、北条五代の墓、国指定重要文化財「北条早雲像」など後北条氏にゆかりの文化財が保存されている。初夏には箱根町指定天然記念物ヒメハルゼミの大合唱を聞くこともでき、箱根湯本の旧道とともに、ゆっくりと心と身体を癒すにはもってこいの場所である。 |
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