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熱帯病の流行
ほとんどの感染は飲食物から 

飲食物を介する熱帯病とその対策のための日常的な留意事項ついて。
表でもわかるように代表的な熱帯病の殆どが飲食物から感染する。
この感染経路を断つ努力をしなければならない。


病名・病原体   感染経路 備  考
コレラ 水・飲食物 保菌者としてわが国に持ち込む例が多い
腸チフス・パラチフス 水・飲食物 韓国・インドネシアへの出張時注意
サルモネラ腸炎 主として飲食物 食肉に注意
細菌性赤痢 水・飲食物 生水・生野菜に注意
腸炎ビブリオ 魚介類
摂食後10〜40時間で嘔吐、下痢が始まる
食中毒 飲食物 ナマモノ、キノコ、フグなどに注意
急性肝炎 水・飲食物 海外の邦人は免疫がないので発症しやすい、20〜30歳代好発
アメーバ赤痢 水・飲食物 生水・生野菜・野菜サラダなどに注意
顎口虫症 淡水魚のサシミ(タイワンドジョウ、ライギョなど) 淡中間宿主である淡水魚の生食を避ける
広東住血線虫症 カタツムリ・アフリカマイマイ・ナメクジ・クルマエビ・カエルなどの生食 好酸球が増加、ネズミが終宿主
回虫症 飲食物 手洗いの励行、定期的な糞便検査の要あり
鉤虫症 飲食物を介する経口の他経皮感染もある 定期的な糞便検査の要あり
ギョウ虫症 飲食物の他、手指のおしゃぶりによる経口感染 肛門周囲の掻痒感に注意、乳幼児の定期的な検査の要あり
肺吸虫症 淡水産カニの生食(モクズガニ・サワガニ・ザリガニなど) 微熱、咳などの自覚症状が多い、好酸球数増加
異形吸虫症 淡水魚の生食(アユ・ナイルパルチなど) 横川吸虫が代表
肝吸虫症 淡水魚の生食(フナ・モロコ・タナゴ・ヒガイなど) 淡水魚は第2中間宿主
有鉤条虫・無鉤条虫 肉類を介して 定期糞便検査の要あり
メジナ虫症 主として生水 ミジンコを水と共に飲みこんだ時、インド・アフリカに多い
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代表医:大利 昌久/医療サービススタッフ:サンタンブロージュ


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